事故と人生の転期

2016年7月、パート先受付の勤務中に座った椅子が破損。尾骶骨ヒビ、頸椎損傷の大けがを負いました。

ゆっくり少しずつ後遺症が出て、このままではお仕事に支障がでる。2018年治療に専念する事を決断しました。

その直後から下肢の力が入らなくなり、腕の感覚、片耳聴力がほぼ無くなり、発生障害を患っていました。免疫力が1/4まで低下し、ウイルス感染に数回かかりました。

何度も心が折れかけましたが毎日這いつくばりながら生き、この事はきっと人生の糧になる。そう信じて治療に向き合ってきました。それでも、もうこれ以上は無理と思ったこともありました。日々行ったりきたりです。

苦しい時は1人で頑張るのを辞めました。わからないことや悩みなど、何かあったら思い切って人に話しました。解決しなくても気持ちは楽になります。

次に甘えてお世話をしてもらうことで、今、この瞬間、この場所を自分の居場所だと感じられ、安心できました。そうして、心を深くしていく学びが私には必要だったのです。

信頼できる方に話しを聞いてもらう。専門家に連絡をとる。行動する。そうして、少しずつ自分の心がしなやかに強くなり、本来もっている自然治癒力、直感力、生きる活力に点火スイッチが入る。
“心の響き合い”そんな体験をしてきました。

怪我をした日は”私の人生の転機になった日”。大きな軌道修正が必要だったのです。そんな風に思えるようになりました。

現在でも踊りが好きなことや、ハンズオンヒーリングに関しての情熱は何一つ変わりません。

病気や怪我で出来る事、出来ない事はあります。自分なりの健やかさを保つようにしています。
治療、リハビリトレーニングも仕事のひとつとして取り組み継続中です。

それに加えて、「バーバラブレナンヒーリングスクール」の先生、先輩、友人達。バレエ共演者、作品、演じていた役柄、そして舞台に臨んだ”あの青春の20年間全て”が大好きで宝物です。

私は勇往邁進できた7年間になりました。〈2022〜2023ダイアモンドプレゼンス〉オンライン最終クラスでは「特に、この一年のあゆみは誇りに思います。私は私自身を讃えます」と発表し、我ながら驚きました。私はまた一つ強くなったのです。

終わりや先が見えない時こそ、目の前のことをこつこつ進めるしかありません。進みかたがゆっくりでもよいのです。まずは出来ることを一つずつ。明日ではなく今日と向き合いましょう。

ヒーリングセッションでは、心の深いところに寄り添い、人が人らしく生きようとする心、自分自身の心にふれ、愛と信頼を取り戻していくことでしょう。